俺が俺じゃない?俺は一体…
俺はしらすだ。
俺だ。
俺は俺じゃないみたいだ。
俺は残機がもう一個あるのかなんなのか。
水を取りに行く。水を取りに行く俺を俺は見ているようだ。まるで俺が俺じゃないように。
他人 とかじゃない。俺のはずなんだけど俺が1個うえから見てる感じ
腕を伸ばす。タイムラグがある。認識が遅れてる。誰の腕だ?俺か?本当に俺の腕か?当たってる感触があるなら俺かな。
身体が軽い。立ち上がる時にふわっとしており、無限にスクワットができる。しかも高速に
筋肉なんて無いみたいだ。俺たちに肉体はやはり無かった。今なら飛べる?いや、肉体の重みは感じる。浮遊する境地はあるのか?
布団でうんちをした。したと思ったらしてない
した?いや、してないのかもしれない。
分からない中手で確認する。したとおもう。
出てない。臭いだけしてる。している気がするだけなのか?どっちなんだ。うんちしたのかしてないのか
まあした時はした時だからしょうがない。
しらふに戻ってこれた時にわかる事だと。
違った。揺れじゃなくて不規則に曲がる僕の世界
四足になってる時が1番嬉しい。生きているんだ僕は
ありがとう…ありがとう…
壁を褒める。壁の模様をひたすらに
壁に人格が宿ってるのか?わからない。
でも褒めると嬉しくなって楽しくなってひたすらに褒める。
素敵な模様ですね。綺麗な壁だ。
この繰り返し。無限の時を過ごした
呼吸が出来ない。否、しているけど感覚が無いのか
忘れちゃったのか。呼吸出来ないと死んでしまう知識だけはある。深呼吸をするとスローモーションになる。
すうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううぅぅうううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううう
うおおおおなんだこれ…そうか。
俺は生ける肉呼吸器
生きていてよかった。いや生かされてるのかも。
この世とは別次元にいる俺を頭の後ろを引っ張り続けてる誰かに。
この世界は幻なんだ。根拠は無いが、俺たち人類はもっと高度な次元にたどり着けるんじゃないか。
そんなことは無いか。ままのおっぱいでも吸ってな